耳で聴く本屋さん

饗応夫人

内容紹介

戦後の東京郊外に住む大学教授の妻は、夫が戦地で消息不明となり、女中のウメと暮らしていた。ある日、昔の知人である笹島医師と再会する。戦災で家を失った笹島は、医師仲間を連れて頻繁に訪れるようになり、家を宿代わりに使うようになる。客を断れない性格の奥様は、体調を崩しながらも過剰な接待を続け、家計も危機的状態に陥ってしまっていた。