耳で聴く本屋さん

太宰 治

明治生まれの日本の文豪。出身は青森、実家は豪農だった。本名は津島修治といい津島家の六男にあたる。実母とは縁が薄く乳母や女中に育てられた。学生時代は読書家の優等生で、井伏鱒二「山椒魚」に衝撃を受ける。左翼運動挫折後に女給と心中を企てるも、一人だけ生き残ってしまった。以降は複数の女性と交際し、自殺未遂や心中未遂を繰り返す放漫な生活を送る。代表作は「人間失格」「走れメロス」等。

太宰 治の作品一覧