耳で聴く本屋さん

とかげ

内容紹介

借家の庭にはとかげが十匹ほどいた。日々その様子を観察していたが、ある日しっぽを切ってしまいたいという衝動に駆られ、実行してしまう。切られた尾が地面をうごめき続ける様子には、自然の不思議があった。そして、「とかげの尻尾は再生する」という信念が崩れ、自分の行為に対する良心の呵責にさいなまれるのであった。