耳で聴く本屋さん

ケーベル先生

内容紹介

代表作『吾輩は猫である』『坊っちゃん』『草枕』などで知られる明治期の文豪による随筆。余と安倍君は先生に導かれて書斎に入る。ケーベル先生は十八年を日本で住み古したとは思えないほどみずみずしている。すべての演奏会を謝絶した先生は、気の向いた時だけ楽器を奏で、自分だけで聞く。その他はただ書物を読んでいる。東京帝国大学で教鞭を執るR・V・ケーベルの住居を訪ねた夏目が、彼の魅力を綴る。