耳で聴く本屋さん

赤いガラスの宮殿

内容紹介

独り者の平三は村の人々から阿呆者に見られていた。ある日、ぼんやりと空想にふけっていると、村の女が目を涙で濡らしながら歩いてきた。大事な坊やが死んでしまい、おもちゃを河に捨てに行くのだという。平三は母親からそれらをもらい受け、自分の小屋に持ち帰る。ところが留守中に、村の子供達が外へ持ち出し失くしてしまう。死んだ坊やにすまないことをしたと、平三は悲しくなる。やがて冬が来ると・・・。