耳で聴く本屋さん

科学者と夜店商人

内容紹介

蒸し暑い夜、実験室を出た科学者は、縁日の夜店で足を止める。あたりは銀座街よりも明るいが、側にダーク・スペースのような夜店がある。汚い着物姿の男がバケツの前にしゃがんで独言を言っている。バケツには黒ずんだ液体が入っていて、真黒い烏鴉の模型が浮かんだり沈んだり不思議な運動を繰り返す。仕掛けを知りたければ説明書を金十銭で買えと商人。科学者はいきなりバケツに手を入れると・・・。