海野 十三
1897年12月26日徳島県生まれ。本名は佐野昌一。早稲田大学理工科卒業後は逓信省電務局電気試験所に勤務、機関紙に短編小説を発表する。雑誌「新青年」の依頼で書いた「電気風呂の怪死事件」が正式デビュー作。理工学の知識に長け、スリリングな探偵小説やSF小説を多く手掛けた。戦時中は軍国もの小説を執筆。戦後は公職追放処分を下され、51歳で他界した。死因は結核。
1897年12月26日徳島県生まれ。本名は佐野昌一。早稲田大学理工科卒業後は逓信省電務局電気試験所に勤務、機関紙に短編小説を発表する。雑誌「新青年」の依頼で書いた「電気風呂の怪死事件」が正式デビュー作。理工学の知識に長け、スリリングな探偵小説やSF小説を多く手掛けた。戦時中は軍国もの小説を執筆。戦後は公職追放処分を下され、51歳で他界した。死因は結核。