ひとつの火

内容紹介
子供の頃、山の麓の小さな村にあった私の家では、提灯や蝋燭を売っていた。ある晩、一人の牛飼いが買った蝋燭に火を灯してくれと言う。マッチをすったことがなかったので、私はおっかなびっくりしながら、青い火を蝋燭に移す。牛飼いは火の灯った提灯を牛の橫腹につるし、山の向こうへ向かった。あの火はどこまで行くのだろう・・・。山の中で牛飼いは別の村をめざす旅人に出会うかもしれない。
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子供の頃、山の麓の小さな村にあった私の家では、提灯や蝋燭を売っていた。ある晩、一人の牛飼いが買った蝋燭に火を灯してくれと言う。マッチをすったことがなかったので、私はおっかなびっくりしながら、青い火を蝋燭に移す。牛飼いは火の灯った提灯を牛の橫腹につるし、山の向こうへ向かった。あの火はどこまで行くのだろう・・・。山の中で牛飼いは別の村をめざす旅人に出会うかもしれない。
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