耳で聴く本屋さん

昼の花火

内容紹介

四歳年上の女と野球の試合観戦にきた主人公。花火のような拍手の音が呼び起こしたのは、去年川開きにでかけた際、二人で眺めた打ち上げ花火の記憶。女は次々と花火を指さし、その種類や名前を教えていく。主人公は女の横顔を見詰め、この人なら良い母になるだろうと夢想する。そして現在、女は「秋になったら結婚するの」と告白し……恋人たちの幸せな夏の終わりを描いた短編。