耳で聴く本屋さん

町の天使

内容紹介

菓子屋の看板の上には翼を広げた天使がいて、S少年は学校への行き帰りに眺めるのが好きだった。その天使は北の青い空から飛んできて、寒い風の吹く星晴れの夜には大空を飛び回っているのだと、愉快な空想をして話しかけていた。少年が病気になり、何日も学校を休んでいたある日、嵐の中で自分を呼ぶ子供の声が聞こえてきた。窓を開けると、死んだはずの二人の友達と知らない子供がいた。