耳で聴く本屋さん

内容紹介

音次郎が川の中に一番長く入った者に柿をやると言う。秋も末なので水は冷たい。徳一と久助が先に岸に上がる。勝ちは決まったのに、兵太郎は青ざめた顔をして動かない。川から引っ張り上げて帰る準備をしても歩きだそうとしないので、徳一が彼を背負って帰る。翌日から兵太郎は学校に来なくなった。