耳で聴く本屋さん

雀

内容紹介

終戦後の津軽で、「私」は小学校時代の友人・慶四郎と汽車の中で再会する。三日後、家を訪ねて酒を酌み交わすと、戦地のことは語りたくないという慶四郎が、伊東温泉での療養生活を話し始める。戦地で過ごした三年より長く感じられたという半年間には、忘れられない出来事があった。ある日、射的場の娘に声をかけられ、得意の雀の標的を狙ったところ、どうしても弾が当たらなかったという。