耳で聴く本屋さん

乞食

内容紹介

幼い頃から物乞いで暮らしてきた老人は、村人に疑われ、子供に避けられても、他人への悪意を持たずに生きていた。ある夜、街道で寝ようとしていると、坂道で立ち往生した荷馬車の男から後押しを頼まれる。老人が手を貸すうちに、男は車の下に倒れ、荷車の重みを両手で支えたまま動けなくなってしまう。村へ助けを呼んでほしいと頼まれた老人は、男を残し、暗い道を駆け出す。