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都会に住む息子を田舎へ連れ帰ろうと訪ねてきた父親は、諦めてまた故郷の人となった。老いた父親が心配な息子は、都へ越して来られないものかと父親を迎えに故郷へやって来る。父親を説得することはできず、二人は互いに別れて暮らさねばならないのを悲しく思う。息子が子供の時分に大事にしていた黒い石を譲り受け、草原に咲く紫の花と一緒に都へ持って帰る。鉢に植えた草と石をバルコニーに出していたが、やがて草は枯れてしまい・・・。