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亡くなった我が子が夕刻になると訪ねてくる、父母の幻を描いた短編小説。死後三ヶ月になる童子は、紅い笛を手に毎夕のように両親のもとを訪れ、食事をともにし、言葉を交わす。父は童子が近所の彫刻家の家のあたりで姿を消すことに気づき、その家をうかがううちに、童子にそっくりな子供と出会う。しかし日が経つにつれて童子の姿は薄れ、父にも母にも見えづらくなっていく。