作品名、作者名、ナレーター名を検索する
北海道の山奥の未墾地に移り住んだ楯井夫婦は、世話になっていた農家・山崎の若い嫁や老人ら四人が惨殺されたという知らせを受ける。犯人は仕事で出入りしていた大工の万吉。嫁への一方的な思いを拒まれ、亭主の留守中に凶行に及んだという。事件から半月ほどのち、楯井の小屋のそばの切株に青い火の玉が現れはじめる。棒で叩くと音もなく消えるその玉を、楯井は殺された人々の魂だと思い込み、なぜ我が家に祟って来るのかと夜通し思い悩む。