耳で聴く本屋さん

映画界・小言幸兵衛 ―泥棒しても儲ければよいは困る‼ ―

内容紹介

映画監督・小津安二郎が映画界の現状について持論を述べた随筆文。自身の作品『彼岸花』の興行成績に触れながら、若手監督の育成や専属制度の弊害、スターの人気と実力の関係について語る。また、過激な性描写が増える映画界の風潮を憂い、子供と一緒に観られる映画づくりの必要性を訴える。さらに、映画批評家の批評は実際にはあまり参考にならないとも述べ、話は新作二本立の是非やテレビ・ドラマにまで及ぶ。