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小田切大使の死から一月あまり、「私」とS夫人のもとへ、大使の妹・久子から奇妙な依頼が舞い込む。兄の遺骨がすりかえられたかもしれないというのだ。手がかりは、生前の約束で遺骨を頂いたと告げる見知らぬ女の手紙と、暴風雨の日に納骨堂を訪れた美男の夫を連れた夫婦者。S夫人はかつて大使と深い関係にあった宮本夫人の影を嗅ぎつけ、調査を進める。やがて二人はホテルの一室でほの白い棒のようなものに頬ずりする妖艶な女を目撃する。