作品名、作者名、ナレーター名を検索する
お爺さんの家の前は日当たりが良く、子供達の遊び場になっていた。子供達が門や石畳や塀に白墨で悪戯書きをすると、女中はまた掃除をやり直さねばならない。お爺さんは塀にボールが当たるだけで子供を叱るくらい口やかましいのだ。ある日、炭屋の小僧と酒屋の小僧が相撲を取り始める。縁側で梅の盆栽を眺めていたお爺さんは、小僧達のうなり声が聞こえてくると、塀の節穴から外の様子を覗く。怒鳴ってやろうと思っていたお爺さんだったが・・・。