耳で聴く本屋さん

断層顔

内容紹介

昭和五十二年、人工肺臓を取り替えて暮らす老探偵帆村荘六のもとへ、防弾ずくめの装いをした若い婦人が訪れる。恐ろしい歪んだ顔の男につけ狙われているので保護してほしいという依頼だった。女は火星探険隊の英雄・碇曳治の妻、谷間シズカと名乗る。帆村は甥のムサシ助手とともにその怪人を確かめに向かい、たどり着いた先で目にしたのは左右非対称に断層が走る異様な顔だった。