耳で聴く本屋さん

金魚売り

内容紹介

おじいさんは卵から養成した金魚を桶に入れ売り歩いている。毎日の旅に揺られて弱った金魚は、元気のいい金魚にいたずらをされないように別の器に入れている。どの金魚も自分の子供のようにかわいがっているので、乱暴そうな子供には売りたくなかった。ある日、十二、三になる優しい少年が二つの桶を熱心に見比べると、なぜか弱った金魚を飼いたいと言う。その金魚は、少年が労ってやると元の丈夫な体に回復する。それから一年後のこと・・・。