耳で聴く本屋さん

宝石商

内容紹介

北の寒い国では、海や山から珍しい宝石がたくさん取れた。宝石商はこの宝石を暖かな南の豊かな国に売りに行けば儲かるはずだと考え、国中の町を歩き回り、珍しい品々を安く買いあさる。冬のある日、宝石商が寂しい野原を歩いているうちに雪が積もり、日も暮れてくる。このままでは凍えて死んでしまうと思っていると、青く冴えた月が真っ黒な雲を破って宝石商に語りかけてきた。