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友達から竹をもらってきた正雄は、小刀で笛を造っていた。姉のとよ子は、弟のあかぎれに気づくと、伯母さんの家でへちまの水をもらってくることを勧める。伯母さんは正雄の手が荒れ性なのを心配して、自分の家でもへちまの水が取れるようにと白い種子をくれる。庭先に種を撒きながら、正雄はつるの伸びる頃には、自分はこの家にはいないだろうと思う。今年の春、小学校を卒業した彼は、非常時国家のために少年工として働く決心をしていたのだ。