耳で聴く本屋さん

夢遊病者の死

内容紹介

彦太郎には幼い頃からひどい寝ぼけ・夢遊病の癖があり、二十歳を過ぎてから症状が悪化して、夜中に他人の家から物を持ち帰るなど、夢中で「泥棒まがい」の行為を繰り返すようになる。 住み込みで働いていた木綿問屋でもこれが問題となり、暖簾分け目前で解雇され、父が小使いを務める旧藩主M伯爵家の長屋に戻ってくることになってしまった。