耳で聴く本屋さん

川端康成へ

内容紹介

手紙形式の評論。太宰治は川端康成が文藝春秋九月号に書いた悪口に対して反論する。「道化の華」という作品について説明し、三年前に「海」という題で書いたもので、その後、ジッドのドストエフスキイ論を読んで影響を受け、作品を大幅に改稿したことを述べている。太宰治の有名な言葉となっている「刺す。そうも思った。大悪党だと思った。」という一節も登場する。