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貨物列車が野原にさしかかると、白い着物を着た大男が線路を歩いている。全速力を出していた運転手は汽笛を鳴らすが、止める反動で列車は大脱線。運転手はその大男をひき殺したと告げるが、何の姿も見つからない。奇怪な話はそれだけではない。以前には、暴風が襲ってくる前に、線路を歩く灰色の着物の大男を見た者があったという。線路が修繕された後も同じような事件が繰り返された。そして白い影の噂は街のあちこちでも盛んになり始める。