耳で聴く本屋さん

内容紹介

真夏の宿場で、馬車の出発を待つ人々の姿が描かれる。猫背の老いた馭者(ぎょしゃ)は饅頭屋の店頭で将棋を指している。そこへ、息子の危篤を知らせる電報を受け取った農婦が駆けつけ、馬車はまだかと泣きながら待ち続ける。若者と娘の二人連れ、母親に手を曳かれた男の子、蚕の仲買で金を得た田舎紳士も宿場に集まってくるーー。