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横光 利一

大正から昭和時代初期の小説家。福島県で生まれる。早稲田大学中退後、1923年、菊池寛の『文芸春秋』に参加して文壇デビュー。1924年、川端康成らと『文芸時代』を創刊し、「新感覚派」と呼ばれる。プロレタリア文学に対抗する文学論を展開。代表作に長編『上海』、意識のメカニズムを描いた『機械』など。1936年、ヨーロッパ旅行を機に大作『旅愁』に着手、戦争と平和の時代を描こうとした。1947年に死去。

横光 利一の作品一覧