耳で聴く本屋さん

トンボの死

内容紹介

ビルの一階にある喫茶店のウエイトレスである彼女は、同じビルの電器会社に夏休みのアルバイトで来ていた青年と知り合う。彼女は同僚に、青年のことを「可哀そう」だと語り、継母で父は死亡、弟や妹からもバカにされ、苦学しながら夜間大学に通っていると説明した。夏休みが終わると青年は電器会社には来なくなったが、ある日、彼女あてに署名のない手紙が届く。