耳で聴く本屋さん

淪落

内容紹介

終戦後、家族に無断で東京へ来た「わたし」は、山路さんの家に一晩泊まる。翌日、上野駅で四十歳位の小山と出逢い、浦和のアパートで生活するようになる。ダンサーを志願するわたしは、ホールに通い稽古をしてもらう。楽士の栗山と仲良くなり小山と別れると、駅前のおでん屋台のおばさんの家で世話になる。その後、関という会社員と親しくなり、伊豆の大仁温泉に一泊するが、数日後、彼は自殺。しばらくして妊娠していることに気づいた私は・・・。