耳で聴く本屋さん

林 芙美子

1903年12月31日山口県生まれ。本名フミコ。幼少時は母ともども北九州の炭坑街を行商して回り、木賃宿を転々としながら過ごす。19歳で上京、転職を繰り返す。婚約者と破局したのちは母の露天商を手伝い、関東大震災の余波を避け、四国や尾道を巡った。代表作「放浪記」はこの頃綴った日記が原案。複数の男性と交際・同棲を経て、23歳の時に結婚。反骨精神に富み、自立した女性像を築き上げた。

林 芙美子の作品一覧