耳で聴く本屋さん

職業の苦痛

内容紹介

職業としての新聞記者の苦労について語った随筆。筆者は幼少の頃、女弁護士になりたいと答えていたが、最終的に女新聞記者となった。社会に出て、名士や夫人を訪問する仕事を与えられたが、東京の地理も分からず、訪問先を探すのに二時間もかかってしまった。婦人の訪問自体も難しく、櫻井ちか子女史を訪問した際は、冷たい視線に射られ、問題を提出しても適切でないと言われ、侮辱に堪えかねて新聞記者を辞めようと思った、と語る。