耳で聴く本屋さん

無駄骨

内容紹介

ジャン・ゴオテという小柄で弱々しい青年が、面識のない相手を殺害した。彼は犯行を自白したものの、動機については頑なに口を閉ざす。「目的もなくやった」と繰り返すばかり。しかし、予審判事が執拗に問い詰めると、彼は意外な過去を語り始める。それは、私生児として生まれ、貧苦の中で母を亡くし、たった一人で生きてきた彼の孤独な半生であった。