耳で聴く本屋さん

殿さまの茶わん

内容紹介

ある国に有名な陶器師がいた。ある日、身分の高い役人が殿さまの茶碗を注文。陶器師は軽い薄手の上等な茶碗を焼きあげたものの、茶碗が薄すぎたため、殿さまは食事の度に手が焼けるような熱さを我慢した。殿さまが山国を旅行し百姓屋に泊まった際、厚手の茶碗に熱い汁でもてなされる。名もない職人が焼いた茶碗には、使う者への親切さがあった。ある日、殿さまは御殿に陶器師を呼びつけると・・・。