耳で聴く本屋さん

ある夏の日のこと

内容紹介

庭前のつつじの枝にハチの巣を見つける。一匹の親ばちが熱心に巣を作っていた。ハチは時々飛び去っては戻り、材料を探しては巣を大きくしているようだった。危ないから落としてしまおうかと考えるが、さわらなければ何もしないだろうと思い直す。翌朝また見に行ってみると、やはり一匹のハチが一生懸命に巣を作っている。雨風に耐えられる丈夫な枝が選ばれ、巣のつけ根は強固に作られていた。巣には並々ならぬ心遣いと努力が傾けられているのだ。