耳で聴く本屋さん

花のき村と盗人たち

内容紹介

花のき村に五人組の盗人がやって来た。かしらは四人の弟子達に村の様子を探りに行かせ、自分は藪の中で寝転んでいた。盗人遊びをする子供達の声に驚いていると、草鞋を履いた男の子が声をかけてくる。彼はかしらに牛の仔を預け、そのまま子供達の後を追いかけていく。牛の仔を得た彼は弟子達に自慢できると、笑いが込みあげてきたが、そのうち涙が止まらなくなる。彼は人から信用されて嬉しかったのだ。ところが、男の子はいつまで経っても戻ってこない。