耳で聴く本屋さん

闇の書

内容紹介

私は若い母と街道を歩いていた。私は母を見るとき、彼女を自分の娘のように感じたり、兄や弟のような感覚になったり、また姉や妹のようにも感じることがある。母は昔父親からひどくいじめられた話をよくするが、私は幼い母の姿を思いながら涙を流し、しまいには彼女の父であったかのような幻覚に陥ってしまうのだ。