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梶井 基次郎

1901年2月17日大阪生まれの日本の小説家。父は丁稚奉公を勤め上げた苦労人、母は元保母で教育熱心な女性。幼少時は父の放蕩のせいで貧困に喘いだものの、徐々に羽振りがよくなり生活が安定する。学生時代は白樺派に傾倒し、西欧の芸術や音楽、ロシア文学を好んだ。青春の息吹を感じさせる作品群は大正デカダンスの精神を継承しており、死後も評価が高い。享年31歳、死因は結核。代表作「Kの昇天」「檸檬」。

梶井 基次郎の作品一覧