耳で聴く本屋さん

内容紹介

戦火を逃れ、東京から津軽の生家に戻った「私」は、病を抱えつつ政治活動に励む兄のもとで居候の身となる。静かな日々の中、兄は庭の草むしりを始め、庭木の手入れの話から、いつしか千利休と秀吉の話へ。兄の語りは熱を帯びていたが、聞く私は反発と敬意の間で揺れていた。