耳で聴く本屋さん

あとの祭り

内容紹介

近所の人に「今朝は、お早いですね」と言われて、自分がいかに寝坊だったかを改めて思い知らされた。実際、僕の一日は昼頃から始まり、夜になってから原稿の仕事をする梟のような生活を続けてきた。娘のミミコと女房と三人、友人の家の一室で暮らす詩人の生活。夜中まで仕事をして明け方に眠る毎日で、うなされる癖もある。そんなある朝、「どろぼうだって」とミミコに起こされ―。