耳で聴く本屋さん

塩を載せた船

内容紹介

三日前、赤ん坊を背負った乞食が訪れた町は不人情だった。その町が海嘯(つなみ)にさらわれたという噂を聞いて再び訪れると、荒れ果てた野原に変わっている。うなだれている乞食に月が囁く。ここに立派な町を建てるなら、宝の場所を教えるというのだ。月の助けによって沢山の宝物を集めた男は、勤勉に働く人達を集め、町を新しく造る。やがて赤ん坊は若者となり、父親の後を継いでよく働いていた。ある日、若者は夢を見た。