耳で聴く本屋さん

少年の日の悲哀

内容紹介

どこからか小犬を貰ってきた三郎は、ボンと名付けて可愛がっていた。ボンは人馴れたやさしい犬で、誰でも呼ぶ人があれば懐いていたが、隣に住むばあさんと臆病な子供の母親からは、さんざん悪く言われ、いじめられた。姉や祖母は誰か欲しい人にあげたらどうかと言うが、三郎はどうしても納得できない。そんなある朝、いつも喜んで駆け寄ってくるボンがいなくなる。あっちこっちと探しても影も形も見えないのだ。