耳で聴く本屋さん

雨粒

内容紹介

明治期から昭和期に活動し、『相対性理論の弁証法』などの著作で知られる理論物理学者の随筆。雨はたくさんの水粒が空から生まれて地上に落ちてくるものだが、水の粒にもいろいろの「大いさ」がある。気象学では、その大いさは吸取紙で受けた雨粒の滲み拡がる面積で測る。もっと近代的な方法としては、落ちる雨粒を瞬間的に写真に撮ればいい。人間の目が見過ごしているものを写真は鋭敏に印してくれる。