耳で聴く本屋さん

エキゾチックな港街

内容紹介

昭和期に漫画・小説・挿絵など、幅広い分野で活動した作家による紀行文。九州の旅の途中、雲仙の旅館の女中から話を聞いて、佐世保は遙かなる外国のような気がした。佐世保のステーションに着くと、米軍の士官や水兵達が大きなトランクや袋を担いでいる。街は白血球と赤血球が群がったような異国風景。朝鮮戦争の特需に沸く佐世保だが、米本国の婦人連盟から「サセボ菌」は困ると言われているらしい。