耳で聴く本屋さん

胡瓜

内容紹介

明治期から昭和期に、絵画、陶芸、書道などの芸術家として、また料理家としても活動した北大路魯山人の随筆。昔は旬のきゅうり一つだけであったが、今日では促成野菜ができて、楽しみは二つに増えた。きゅうりはまっすぐなのがよく、ひょうたん形はまずい。大きくなっても種がないうちはうまいが、種ができるように成長してしまっては落第だ。また、漬けものの漬かり加減は非常にむずかしいのだ。