耳で聴く本屋さん

流言蜚語

内容紹介

雪の結晶の研究や世界初の人工雪の開発で知られる、明治期から昭和期に活動した物理学者が終戦直後に綴った随筆。北海道から東京まで出向いた二週間近くの苦しい旅は、日本全国流言蜚語の洪水だという確信を得ただけでも有意義だった。「そんなことがあるはずがない」と言い切る人があれば、デマや嘘は決して蔓延しない。新日本の科学の建設には、まず流言蜚語の洪水を防ぐ必要があるのだ。