耳で聴く本屋さん

若い婦人のための書棚

内容紹介

近代女流文学を代表する作家の一人、宮本百合子による女性のための読書論。時間も金も限られている中、「毎日の生活の滋養になるような」本を読むことは容易ではない。そこで一つの試みとして、例えば、日本において女であることの現実を知るための本など、「何年の間でも読者の役に立つような読書プラン」を提案する。夫は日本共産党スパイ査問事件の主犯とされた宮本顕治。