耳で聴く本屋さん

内容紹介

明治期に俳句、短歌、小説、評論など日本の近代文学に影響を与えた俳人・歌人の随筆。私は八百屋お七の恋に同情する。彼女の胸の情火は抑えきれぬほど強くなり、我が家を焼き、火中に身を投じた。この無垢清浄な、玉のようなお七を大悪人と呼ぶ馬鹿もいるだろう。死に臨んだお七の心中が哀れで悲しくてたまらん。死に近づく彼女の心中は、果たしてどんなであっただろうか。