耳で聴く本屋さん

内容紹介

ともよの家は鮨屋で、とても繁盛をしている。常連客の中に、「先生」と呼ばれる湊という五十過ぎの紳士がいた。ともよは初めのうち少し窮屈な客と思っていたが、次第に気になっていく。ある日、父親から頼まれたかじかを買いに行った先で、ともよは湊の姿を見かけ声をかける。二人は空き地で会話をすることに。湊は、鮨を食べることが慰みになると言い、少年時代のことを回想し始める。