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谷間で過ごすひと夏の暮らしを、友人への手紙のような語り口で綴る随筆。隣の工場の騒音に悩む東京の家を離れ、友人フダーヤと鎌倉・明月谷の茅屋根の家へ。釣りに出かけた友人に呼ばれてバケツを運び、盛夏の空や青葉を眺め、家に現れる虫の動きを追う。海水浴客でにぎわう海岸から離れた家の周りには山々が連なり、さまざまな住人が暮らしている。